脱毛に行く時はどんな服装がいい？注意点を詳しく解説
脱毛の施術を受ける時は服を脱ぐ場合が多いので、着てきた服によって施術がやりにくくなることは少ないです。
その一方、服装によっては施術後少し困ってしまう場合があります。
例えば脱毛サロンの帰り、歩いている時服が施術部位にこすれるとその摩擦が肌にとってダメージとなり、時にはヒリヒリした痛みなどを引き起こすことがあります。
施術直後の肌は照射された光の影響でほてっており普段よりやや敏感になっている傾向にあります。
そのためちょっとしたことが肌への負担になりかねないのです。
施術後の肌へのダメージを避ける手段として、、今回は脱毛サロンに行く時の服装の注意点についてくわしくお伝えします。
露出過度な服装は紫外線ダメージをまねく
気温の高い日は半袖のシャツやタンクトップのような露出の多い服を着る方もいますが、そうした服装で脱毛サロンに行くのは紫外線によるダメージをまねくためおすすめできません。
例えば施術の前後に肌が紫外線を浴びて赤くなると、太陽の熱と施術中に浴びた熱が肌に蓄積して炎症やかゆみを引き起こす恐れがあります。
また日焼けをして肌が黒くなってしまうと脱毛器の光が毛根にうまく当たらず肌表面に照射され火傷につながる場合もあるのです。
脱毛サロンの機器によっては日焼けした肌にも対応するものがありますが、より安全に施術を受けるためには暑い日でも薄手の長袖の服を着たりして、紫外線を浴びない服装でサロンに行くのをおすすめします。
ちなみに日焼け止めクリームを塗ってサロンに行くのはあまり推奨できません。
施術日でない日は日焼け止めを塗っても問題ありませんしむしろ日焼け止めで紫外線対策をするのが望ましいのですが、サロンに行く前に日焼け止め塗ると日焼け止めの成分が毛穴をふさいでしまうことがあります。
毛穴がふさがれると脱毛器の光が毛根に届きにくくなるので、施術を受けても脱毛効果が実感できないということもあり得るのです。
そのためサロンに行く時は日焼け止めでなく長袖の服や日傘、アームカバーで紫外線をさえぎりましょう。
ヒートテックは乾燥の原因に
上半身の脱毛を受ける日にヒートテックを着ていくと、肌が乾燥してしまう恐れがあります。
乾燥をまねく理由はヒートテックに肌の水分を吸い取り素材が使われているから。
多くのヒートテックには、レーヨンをはじめとした吸湿性に優れた化学繊維が使われています。
それらが肌の水分を吸い取り、その水分を利用して熱を発生させて体を温めるのです。
寒い日に重宝するヒートテックですが、その吸湿作用は脱毛後の肌に良くありません。
また脱毛を受けた直後はただでさえ肌が乾燥しやすい傾向にあります。
そんな中ヒートテックによって肌の水分が吸収されてしまうと肌はさらに乾燥状態になり、かゆみなどを引き起こす場合があります。
実際背中の脱毛を受けた人が帰りにヒートテックを着て帰り、後で背中全体に湿疹が出てしまったということがあります。
乾燥はこのような辛い肌トラブルをまねく恐れがありますから、寒い日に施術を受ける場合はコートなど別のもので保温しましょう。
ちなみに脱毛前に関しても、肌が乾燥していると施術中痛みを感じやすくなる傾向にあります。
そういった意味でも施術当日にヒートテックを着用するのは好ましくないのです。
ヒゲ脱毛の日はタートルネックはNG
ヒゲ脱毛を受ける方で脱毛サロンでの着替えを希望しない場合、タートルネックをサロンに着ていくのは避けましょう。
襟が首やあごを覆ってしまい施術が行いづらくなる可能性があるためです。
ヒゲ脱毛を受ける日は顔まわりを覆わないクルーネックや
ネック、
ネックといったスッキリしたデザインの服を着ていきましょう。
ゆったりした服装がおすすめ
脱毛を受ける日はゆったりした通気性の良い服装で脱毛サロンに行きましょう。
例えば脚の脱毛を受ける時に下半身に密着するスキニーやレギンスを着て行ってしまうと、施術後歩いている時の摩擦で肌がダメージを受ける恐れがあります。
またピチッとした服は素材にもよりますが通気性が良くない傾向にあるので、そうした点でも脱毛直後の敏感な肌には適していません。
天然素材の服や下着を選ぼう
脱毛後の肌が敏感になっていることを考えると、刺激となりやすい化学繊維の服よりも肌にやさしいコットン、麻などの天然素材でできた服を着た方が施術後の肌トラブルにつながりにくいです。
特に
脱毛を受ける場合は下着も天然素材のものを選びましょう。
脱ぎ着しやすい服装でサロンに行こう
脱毛サロンで着替えを行うことが想定される場合、脱ぎ着しやすい服装でサロンに行くと安心です。
サロンによっては施術着に着替えるのに時間がかかると施術時間を短縮されてしまうケースがあります。
さらに施術後の着替えでも手間取ると、次のお客さんが施術室に入るのが遅れてしまう恐れがあります。
こうしたイレギュラーな事態を避けられるよう脱ぎ着しやすい服で脱毛サロンに行きましょう。
例えば後ろにボタンやファスナーが付いているような着脱の難しいトップスは選ばず被るだけのシャツにチェンジするだけでも、着替えが短時間かつ楽になる可能性が高いですよ。
アクセサリーや髪型にも注意
ここまで脱毛を受ける時の服装に関する注意点をお伝えしてきましたが、アクセサリーや髪型にも注意が必要です。
例えばネックレスやブレスレットを着けたままだと施術が行いづらくなったり、横になった時にブランケットやタオルに引っかかりケガの原因になることがあります。
加えてアクセサリーに金属が使われていた場合、脱毛器の光を吸収する可能性が高く非常に危険です。
照射された光を吸収するとアクセサリーは高熱を発するので、火傷をまねく恐れがあります。
また場合によってはアクセサリーが脱毛器の光を反射し、本来施術を行わない部分に光が当たってしまうというトラブルも起こり得ます。
こうしたことから安全に施術を受けるためには施術前にアクセサリーをはずしておきましょう。
ちなみに脱毛を受ける時はピアスもはずすのが望ましいですが、ピアスホールが完成する前の段階で装着するファーストピアスも、着けたままでは顔やその周辺の施術が受けられない場合があります。
しかし穴開けが済んだ直後に着けるファーストピアスはピアスホールが安定するまで装着する前提で作られているため、一般的なピアスと異なり簡単にははずれない仕様になっているのです。
そのため施術直前に無理にファーストピアスを取ろうとして肌を傷付けることのないよう、ファーストピアスが取れて通常のピアスで生活できる状態になってから脱毛を受けるのが推奨できます。
つまりピアスホールを開けてまもない時期は脱毛を控えておきましょう。
そして髪型については、寝転がっても支障がないシンプルなヘアスタイルをおすすめします。
例えばヘアスプレーやワックスであちこち固めなければならないような髪型はNGです。
施術時横になることで髪型が崩れる可能性があるので、崩れた後再びセットするのに時間がかかる髪型は避けましょう。
まとめ
脱毛を行う時は着替えをすることが多いため、脱毛サロンに行く時の服装が施術そのものに影響することは少ないです。
しかし脱毛直後の肌は照射した光の影響で熱がこもっているので普段より敏感です。
そのため肌へのダメージを抑えるためには服のデザインや素材に注意し、ゆったりした天然素材の服で肌を保護することが推奨できます。
加えて施術前はアクセサリーをはずし、髪型も寝転がった時に崩れないようなシンプルなヘアスタイルにしておくのが理想です。
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